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簡易保存箱(カイル?ラッパー)を作成しました(8/21,9/12)

KONANライブラリーサーティフィケイト活動の一環として、簡易保存箱(カイル?ラッパー)を作成しました。8/21は文学部1回生のOさんとKさんに、9/12は文学部3回生のYさんにお手伝いいただきました。
まず午前中はどんな感じで作業するかを一通り体験するため、各自が持参した文庫本に合うサイズで箱を作成します。

皆さんさくさくと作業を進め、予定よりだいぶ早く簡易箱ができました!

そこで、予定を前倒しして午前中から図書館資料用の簡易箱の作成に取り掛かかることにしました。古い洋書や表紙が崩れそうな和本、原稿用紙、古いスクラップブック等々、古色蒼然とした資料が登場しました。その中から比較的サイズが計測しやすそうなものから作成してもらうことになりました。

古い資料は歪みなどがあるため、複数個所を計測する必要があります。また、図書館資料用には中性紙の1ミリボードを使用するため、折り曲げるのも大変です。それでも皆さん飲み込みが早く、お昼休憩を挟んで、3箱ずつ作ってくれました!最後はさすがにだいぶ疲れてしまいましたが、気力を振り絞ってやり遂げてくれました。

皆さんから感想をいただきました。
Oさんの感想
作業の中で古い資料に触れることができ、貴重な経験をすることができました。私はあまり器用さに自信がなかったのですが本日の活動を通して自信が持てるようになりました。 また教えていただいた箱は簡単に作ることができるため家など身近なところでも使っていきたいと思いました。
Kさんの感想
保存箱作成ボランティアで初めて図書館のボランティア活動に参加させていただきました。参加させてもらって、図書館の裏側のお仕事や本のことについて知ることができ、貴重な本に触れることもできて、とても貴重な体験ができたなと感じました。また、保存箱作成も、とても簡単に作れるのに、本を綺麗に保存しておけるとてもすごいものの作り方を知ることができて、家の本でも大切に置いておきたい本に作りたいなと思いました。ただ、紙の素材が図書館の本用のものが硬く厚くて、なかなかに力仕事で、ミリ単位の採寸だったので硬い紙でするのは大変だなと感じました。けれど、今回のボランティアに参加できて本当に良かったです。
Yさんの感想
私は、博物館学芸員課程をとっており、歴史資料に触れる機会を得たいと考えていたため、今回のボランティアに参加させていただきました。カイルラッパー作りは、用紙を切り取ったり、折り目をつけたりする過程で生じた数ミリのズレでも、できる箱の大きさがかなり変わってしまうため、とても難しかったです。しかし、緊張感がありながらも、図書館の職員の皆様と、楽しく作成することができました。今回の体験を、自身の学びや励みとし、今後に活かしていきたいと思います。

Oさん、Kさん、Yさん、どうもありがとうございました!

KONAN ライブラリ サーティフィケイトでは、本を読む以外にも、ボランティアなど図書館でしか経験できないイベントにもご参加いただきます。今回のように普段触れることのできない貴重な資料を扱うこともあります。
自分も参加したい!と思った方、ちょっと興味あるかなと思った方、一緒に活動しませんか。
ご参加をお待ちしています!

KONANライブラリーサーティフィケイト

オープンキャンパスで図書館ボランティアをしていただきました!

 

8月2日(土)、3日(日)にオープンキャンパスが開催されました!

図書館もオープンキャンパスにあわせ、高校生の方をはじめとした来場者の方に自由に見学していただけるようにしています。

毎年ライブラリサーティフィケイトご参加の方にボランティアをお願いしています。
今年は2日に1名、3日に2名の学生さんにご参加いただきました。
毎年大人気のボランティアなのですが、今年もすぐにご応募いただき大変ありがたかったです!

 

図書館の入り口で、見学に来られた方を誘導していただくのが主なお仕事です。
今年は約1,800人もの方が図書館を見学に来られました。

 

 

 

みなさんとても上手にスムーズに誘導してくれて、とても頼もしかったです!

暑い中、お疲れさまでした!
またほかのボランティアでもお会いできることを楽しみにしています?

 

ライブラリサーティフィケイトに参加していなければ経験できないイベントやボランティアがたくさんあります。ライブラリサーティフィケイトへのご参加お待ちしています!

ライブラリサーティフィケイトについて

北居明(経営学部)『お仕事マンガの経営学』

■『お仕事マンガの経営学
有斐閣, 2025.6
■ ISBN  9784641166318

■ 請求記号 335.1//2433
■ 配架場所 図書館1階?教員著作コーナー
■ 編著者  鈴木竜太, 北居明 (経営学部), 松本雄一, 上野山達哉 /編著

<自著紹介>
この本は、仕事世界を舞台にした「お仕事マンガ」をデータとして、経営学の観点から分析を試みた研究書です。マンガをはじめとする大衆文化は広く世間に浸透しており、そこには日本人の働き方が反映されています。また、マンガのような自由な表現形態から、経営学を問い直すことも可能です。この本を通じて、経営学とマンガの新たな関係を築くことを試みています。

フロンティアサイエンス学部 石川 真実先生へのインタビュー

フロンティアサイエンス学部4生 島村 大地さんが、フロンティアサイエンス学部 石川 真実先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

 

「過去に読んだことがある本」

過去に本は三宮などの本屋で、ミステリー系の小説を中心に購入し読むことが多くありました。

 

「気に入った本について」

特に気に入った本については、「革命前夜」というベルリンの壁が崩壊する前の時代の本が気に入っています。この本からは特にドイツの歴史であったり、当時の価値観であったりと、色んな場面において触れることができるため気に入っています。

 

「もし学生に戻ったとき、どんな本を改めて読むべきか」

もし学生に戻ることができるのならば、理系分野の参考書だけでなく、幅広く色々なジャンルを読んでいくと感じています。多くの分野の背景や経験が教養として今後に活かしてくれると思われるため、色々な分野の本を読み進めていくのが良いと思っています。

 

「本を読む頻度、過去と比べて変化したか」

現在は研究活動が忙しくなったこともあり、本を読む頻度は過去よりは減ってきていると感じています。学生の頃は参考書や小説等をよく読んでいました。

 

「現在気になっている本について」

特に作者読みを行っており、特定の作者系列の本を読んでいます。例えば、辻村深月さんのミステリー系列の本であったり、須賀しのぶさんの小説であったりと様々な作者の本を読んでいます。

 

「普段読むのは紙の本?それとも電子書籍?また、将来的には?」

普段は紙の本を読んでいます。電子書籍だとスワイプで流れていっていくというのもあり、紙の本の方がしっかりと見ることができるため、今後も紙の本の方を読み進めていくと思います。

 

「今の学生や研究生に向けて、どのような本を読み進めていくのが良いか」

今の学生や研究生に対しては、私の研究分野でもある再生医療関連の本をおすすめします。ポートアイランドは医療産業都市ということもあり、再生医療分野の企業も多数進出しています。そういった中で幹細胞であったり、最新の医療分野の参考書を読んでみることで、身近な企業や研究所への興味?関心にも繋がる良い機会だと思います。また、2000年代の参考書と最新の参考書だと内容も少し異なっていて、そういった点を見つけながら読むのも楽しいと思います。

 

 

「感想」

普段研究者として先生とともに励んでいるなか、なかなか本を読むようなことは難しいとは思うものの、そんな中で研究分野とはまた違ったお話を聞かせてもらい、とても興味深いと感じました。また、自分はまだ大学生で世の中のことについて知らないことが多く存在しているものの、そういった”無知の知”にいち早く気づき、興味ある事や知らなかった事を早め早めに調べていくのがいつになっても大事なのだなとインタビューして感じました。今後はこのインタビューを通じて、普段行っているような専門分野の本の場所以外にも出向き、色々な本を読んで教養を深めていきたいと思います。

 

 

☆先生からのおすすめ本☆

■『革命前夜
須賀しのぶ
■ 東京 : 文藝春秋 , 2015.3
■ 請求記号 913/SU
■ 配架場所 図書館2F 中山一般

(インタビュアー: フロンティアサイエンス部4生 島村 大地さん

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『推し本キャッチコピー化計画』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『推し本キャッチコピー化計画』

 

やっぱり本は、帯とキャッチコピーに惹かれる!

 

今、図書館では、あなたの推したい本のキャッチコピーや、帯デザインを募集しています。
あなたの言葉で、誰かがその本を手に取るかもしれません。

上手く思いつかない方は、推したい本の書名と著者名だけでもぜひ、教えてください。こちらでピッタリのキャッチコピーを考えます。

デザインが好きな方は、ぜひ帯を自由に作成してみてください。テンプレートも配布しています。
詳しくはこのページの下にあるファイルをご確認ください。

募集期間は2025年8月31日までです。
皆様のご応募お待ちしております。ご応募はこちらから

手書きで帯を作成される場合は図書館カフェにテンプレートを置いていますのでご利用ください。

 

西宮キャンパス、ポートアイランドキャンパスにも設置していますので、どなたでもお気軽にご参加ください!

 

 

 

 

 

企画者: 文学部4年生 I

足立泰美(経済学部)『地方公営企業の経済学』

■『地方公営企業の経済学
大阪公立大学出版会 , 2025.3
■ ISBN  9784909933881

■ 請求記号 335.71//2001
■ 配架場所 図書館1階?教員著作コーナー
■ 編著者  足立泰美(経済学部)著

<自著紹介>
2024年、八潮市で道路が“消えた”日──それは老朽インフラと制度の死角が露呈した象徴的な瞬間でした。本書は、財政難?人材不足?ガバナンスの課題に経済学の視点で迫り、地方公営企業の再設計を通じて、インフラの未来にどう向き合うべきかを問います。